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グラスロッドとカーボンロッド

更新日:2020年4月12日

グラスロッドと巻物用カーボンロッドの使い分けについて良く聞かれるので、少しお話しさせていただくと、

先ず“好み”が大きく影響すると思っています。

グラスロッドには多くの利点があり(もちろんデメリットもあります)、その特性を生かし魚をキャッチする確率を上げているのですが、その特徴ゆえに少し“クセ”があります。

(グラスロッドの特徴はこちら

このクセが好きか、順応できるかどうかですね。


低反発であることから、しなやかで追従性の高いグラスロッドは、簡単に言うと“良く曲がります”

魚を掛けるときや掛けた後のやり取りでは、この特徴がプラスに働くのですが、キャスト時のテイクバックや振り抜く時などにも良く曲がるのです。

カーボンロッドがメインで使用されている事が多いので、このグラスロッドの特徴に最初は違和感を覚える方が多いと思います。


例えば、高弾性で張りのあるロッドでジグを打っていた後で、グラスロッドに持ち替えてキャストする。グラスロッドに慣れると、問題無く動作へ移れるのですが、慣れるまでは狙ったポイントへキャストが決まりにくかったりするかもしれません。

また、慣れたとしても、グラスロッドのキャストフィールが好みでなかったりとか。

ただ、同じ釣り竿である事には変わりありませんので、使うのが難しいということ、まったく無く、むしろグラスロッドのフィーリングが好きというアングラーも多数おられます。

実際の使用に関しては、メインで使われるカーボンロッドにフィーリングが近く、低弾性といえどもグラスよりもハリがある巻物用カーボンロッドの方が、キャストコントロールしやすい・狙ったポイントへ決まりやすいと思います。

プレミアシリーズにクランクベイトモデルがあるのですが、サークルキャストやバックハンドなども、とてもやりやすいロッドです。


グラスロッドの場合は、キャスト時ロッド全体が曲りティップが遅れて出てくるイメージなので、最初はピンポイントへのキャストが難しいかもしれません。

特にショートディスタンスでテンポ良く・手返し良くキャストを繰り返す場合、またスモールクランクなどウェイトが軽い場合は顕著だと思います。

(これも慣れてしまえば、グラスロッドでも十分こなすアングラーもたくさんおられますが。)

一方グラスロッドは、しなやかで追従性が高く低反発であることから、バイトの弾きにくさ・バラシや根掛かりの軽減、そしてルアー性能の発揮させやすさなど、多々メリットがあります。(詳しくはこちらをご覧ください)


あくまで一つの考え方ですが、グラスロッドと巻物用カーボンロッドの使い分けとしては、このような感じです。



が、ぜひ一度はグラスロッドを試してください!

“グラス“という素材でなければ成しえないメリットが多く、それがより多くの、より大きい魚をキャッチするために必要な要素であったりします。


大きな武器になるグラスロッド、おススメです!

セントクロイグラスロッド

巻物用カーボンロッド

その他、各シリーズに用意されています。

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