釣り業界でアメリカ最大のビジネスショーであるICAST、
例年この時期7月中旬に開催されるのですが、今年はコロナの影響でオンラインにて行われました。
もちろん初めての試みですが、大成功だったようです。
このショーは、例年業者のみが参加するビジネスショーなのですが、今年はオンラインということで一般の方もアクセス可能、そのおかげで非常に多くの来場者(アクセス)があり、注目度も高かったようです。
ICASTショーでは、カテゴリー別に最も優秀な新商品と、さらにその中での最優秀商品を表彰する目玉イベントがあり、メディアとバイヤー(小売店や卸売店)がガチで投票し受賞商品を決定します。
実は2018・2019と2年連続でセントクロイがロッド3部門を受賞するという快挙を成し遂げているのです。
< 2018 >
Best Freshwater Rod : Legend Glass
Best Saltwater Rod : Mojo YAK
Best Fly Fishing Rod : Mojo Trout
< 2019 >
Best Freshwater Rod : Mojo Bass Glass
Best Saltwater Rod : Avid Surf
Best Fly Fishing Rod : Imperial Salt
今年は180を超える会社から434種類の新商品がエントリー。
セントクロイとしては、「Freshwater Rod部門」「Saltwater Rod部門」「Ice部門」の3部門に参加。
結果、3年連続3部門制覇とはなりませんでしたが、見事2部門で受賞!
これでも快挙である事にかわりありません。
< 2020 >
Best Freshwater Rod : Legend Xtreme spinning
Best Saltwater Rod : Mojo Inshore
今年3月のバスマスターEXPOで衝撃デビューを果たしたNew Legend Xtremeですが、
今回のICASTショーでさらに4機種を追加リリース。
セントクロイ史上最高感度を求めた超ハイスペックロッド。恐らく獲れるのではと期待していましたが、見事に受賞!
一方、Mojo Inshoreは既存シリーズを一新した新商品、このICASTでデビューとなりました。
SC IIからSC IIIカーボンブランクスへ変更し、IPCマンドレルテクノロジーを採用。
ガイド・ハンドルもアップグレードし、グリーン系へのカラー変更も含めロゴ等も新しくデザイン。中身も外観も既存シリーズとはまったく別モノ。
スペックだけでなく、そのコストパフォーマンスも注目されています。
セントクロイにとって受賞することが当たり前になっていますが(笑)、本当はスゴイことなのです。
どちらかというと派手なプロモーションが不得意なセントクロイだけに、ロッド創りの本質的な部分が認められていると感じ、とても誇らしく思います。
飾り気のない愚直で真面目なロッドメーカーですが、
70年間そうして来たように、これからも皆様に喜んでいただけるようなロッドを作り続けてくれると確信しています。
また、実際にセントクロイロッドを使用されているユーザー様から多数の”生の声”をいただいております。是非ご参考にしてください。
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